誰も知らない [アート]
私が空を飛びたいと思ってることなんて
誰も知らない
街を歩けば何処にでもいそうな男が
空を飛びたいなんて思いながら鳥を眺めているんだよ
笑い飛ばしてくれてもいい
あいつは空想男だと言いふらしてもいい
だけどね、私はそうやって生きてきたから
今日も空を飛びたいと思って一日を過ごすよ
春を待つ [アート]
春よ来い
私のところへ
春よ来い
春よ来い
あなたのところへ
春よ来い
春よ来い
泣き人たちのところへ
春よ来い
春の太陽
春の光
心と体を春の中に溶け込ませて
踊っている私とあなた
寒冷の地で
凍てつく風を受けながら
私は首を長くして
春を待っている
確かなこと [アート]
夜中の2時
寒すぎて目が覚めた
物音一つ聞こえない真っ暗な厳冬の中で
かすかに空気がしなる気配がする
真夜中の自分
たった独りの自分
哀しくはないけど
確かなことがないのがつらい
あと数時間で夜が明ける
明るくなったら
無理して、背筋を伸ばして
月曜日を始めてみるわ
あなたの風景 [アート]
あなたがある風景を見て美しいと思うのは
そこに美しい風景があるからではありません
あなたが、その風景を美しいと思ったから
美しい風景があるのです
風景があなたを包むのではなく
あなたの感性が風景を認めているのです
あなたの風景は
あなたがどう感じているかで決まるのです
独りでいたい時だってある [アート]
手が震えて
心が震えて
身体全体が震えて
ため息が出て
涙が流れた
だから、奥歯をグッと噛みしめて
じっとしてた
・
でも
朝は勝手にやってきて
朝だ朝だと大騒ぎする
朝が来ないでほしい時だってある
独りでいたい時だってある
だけど、みんな勝手
朝も勝手
スマホ命 [アート]
電車に乗ればスマホ
街角に立てばスマホ
公園の椅子に座ればスマホ
中身はみんな違うけど
右も左もスマホ君
姿勢正しいスマホ
猫背でスマホ
口をポカンと開けてスマホ
大きな声の動物スマホ
迷惑かけないように礼儀のスマホ
夢中でスマホ
命のスマホ
みんなホントにご苦労さん
日めくりを一枚一枚めくるように生きる [アート]
昨日の富士 [アート]
暗闇の向こうで花火が鳴った
歓声も聞こえる
どこか遠くで
新年の始まりを祝っているんだろう
昨日の富士は
吹雪ながら 照れながら
光っていたな
お前、新しい年が来るよ
今度こそいい年にするんだよ
勇気の粉を放ちながら
富士が光っていたな
あと何年、生きられるんだろう
もう、泣かないよ
冬との戦い [アート]
夜中2時
寒くて目が覚めた
首や顔に冷気が降るようで
思わず「底冷え」という言葉が浮かんだ
ふっと外水道が気になって外に出ると
澄みきった空気がみしみし音を立てているようだった
冬との戦いはもうとっくに始まっている
家の中に戻ると
シクラメンが笑顔で
「寒いね」って言っている気がした
小さな望み [アート]
ほんの数行を読むことで
その日1日の笑顔の数が増える
ほんの数行を読むことで
気持ちがリラックスして
食欲が出たり、呼吸が落ち着いたりする
そんなブログを書きたい
こころのヒダをそっと撫でて、ほっこり元気が出るきっかけになることば
そんなことばを発信できるようになりたい
ありのまま [アート]
今日も人が訪ねてくる
その時 私にできること
ありのままを受けとめて
それから
励ましと
少しのヒントをあげること
それが私にできること
得意満面の日 [アート]
初めて逆上がりができた時のことを覚えているか
身体と宇宙がくるんと回った瞬間を覚えているか
嬉しくて何度も何度も回ってみた
すると今度は
身体と宇宙と喜びが一緒にくるんと回った
いい日だった
得意満面の日だった
私の原点の1つだ
生活を言葉に [アート]
社交辞令も
着飾った言葉もいらない
生活を言葉にしよう
喜怒哀楽を
オブラートに包まないで話そう
回り回って
綺麗な言葉の展覧会にしてみたり
上品そうに見えるけど
結局は
意味不明だったりするのをやめよう
・
今日も仕事か
あなた、頑張れ
私も頑張る
だけど
時々、サボれ
小さな発見 [アート]
邪魔にならない
落ち着く
そういう人になりたい
素朴に驚いて、いいなぁと思って
小さな発見を分かち合うことができる
そういう人になりたい
この人と一緒になれば幸せになれるかも知れない
そういう人になりたい
☆
雨の金曜日だね
行ってらっしゃい
笑顔を忘れないで
行ってきます
きっとくるから [アート]
花を見て美しいと思う
がんばっている人を見て
自分もがんばろうと思う
納得できるいい仕事をしようと思う
だから元気になること
トゲトゲやイガイガを追い払い
哀しみや苦しさを飲み込んで
笑って
涙を拭いて
元気を出すこと
必ずいいことがくるから
きっとくるから
オルフェンズの涙 [アート]
お金なんていらないと言う人は
お金のない苦しさがわからない
戦争をしようと言う人は
戦争に行かない
ハングリー精神が大事だと言う人の多くは
ハングリーではない
土俵の外にいる人は
そこに土俵があるということを知らない
だから
悲しみの中でも
平気で笑っている
そんな人には、なるまいぞ
秋色づくり [アート]
私の郷里は
お盆が過ぎると夏が終わる
季節の移り変わりを告げる風景が
日々変化していく
空の色も風の囁きも人々の動きも
みんな秋に向かう
私は
注意深く季節の動きを感知しながら
すぐそこまで来ている
今年の秋に向けて
「私自身の秋色づくり」を
始めようと思う
・
夏よ、ありがとう
お盆 [アート]
心の中に綺麗な花を咲かせて
今日も笑顔いっぱいで過ごしたいです
辛さに負けて
下を向いているばかりでは強くなれません
今日は、迎えお盆です
心の中に綺麗な花を咲かせて
彼の国にいるご先祖様を
笑顔で迎えたいと思います
目覚めた瞬間
えも言われぬ深い愛情に包まれている気がした
微かに線香の香りがする
そうか、今朝は父と母の魂が家の中に居るのだ
お盆の清明な空気の中で手を合わせると
線香煙の向こうで父母が笑っている
柔らかく、どこまでも優しい笑顔で
・
「父さん母さん、頑張るからね」
あなたらしく [アート]
いくつもの日々を重ねて花は花になる
、
いくつもの場面を通って人は人になる
、
今ある花も
、
今いる人も
、
みんな輝きたいと願ってここまで来た
、
今日も小さな決意を新たにして
、
あなたらしく、自分らしく、素敵に
、
一所懸命生きていこう
、
、
、
こころの会話 [アート]
花の咲くのを見ると優しい気持ちになる
、
草いきれの中に佇むといのちの勢いで圧倒される
、
森の中で深呼吸をすると邪悪が逃げていく
、
花の写真を撮っていると
、
こころの中で花に話しかけている自分に気づく
、
幸せが舞い降りてくるような思いになる
この道で生きる [アート]
花と向き合って花の声を聞く
あなたと向き合ってあなたの気持ちに気づく
自分と向き合って自分の心を知る
姿勢を正して真正面から見る
真正面から近づき
真正面で迷い
真正面で何かを掴む
もう一度、呼吸を整えて
今日も、生きる
この道で、生きる
普通の暮らし [アート]
花を見て喜び
風の音に耳を傾け
季節の香りを楽しむことのできる
そういう暮らし
雨が降れば雨の匂い
小鳥が歌えば童心の眼差し
玄関の靴を揃えたり
遠方の友に手紙を書いたり
少し長く歩いてみたりする
そういう普通の暮らしをしよう
夢の種子 [アート]
夢の種子は、ポケットの中にもある
.
古い大学ノートの中にもある
/
押入れの奥にしまい込んだ古いランドセルの中にもある
/
夢を持って生きていれば、
夢の種子は、どこにでも転がっている
.
.
あなたの夢は、何?
/
若い頃持っていた夢の種子は、どこ?
.
どこかに置き忘れてきた人は
/
すぐに探しに行きな
.
大事な事は [アート]
丁寧に
何度でも
何度でも
寄せては返す波のように
丁寧に丁寧に
何度でも何度でも
忍耐強く
優しい気持ちで
そう成る事を信じて
しなやかで
濁りのない気持ちで
何度でも
何度でも
丁寧に
丁寧に
夜を越えて [アート]
夜を越えて今朝もバラが立っている
今から咲き誇ろうとするバラもあれば
こぼれそうな生命をたたえているバラもある
このバラはみんな夜を越えて来た
芽吹の夜も雨降る夜も
咲きたい輝きたい生命を広げたい
そう思って懸命に生命を繋いで来た
私は今
バラの一途さに
こころ震えている
日常の中の非日常 [アート]
朝になると
日差しが家の中にのびてきて
私の青い顔を照らす
手を伸ばすと
手の甲や掌にも日差しがあたって
細胞のつぶつぶが見えそうな気がする
もう少しすると
明るい声と笑顔で
もう一人の自分を
懸命に演じてみる自分にならなければならない
その前の
日常の中の非日常
そんな時間が好き
あのねえ [アート]
朝の光のなかで、私は祈る [アート]
、