目を凝らしただけでは見えてこないものもある。
曇り空に向かって
精いっぱい背伸びをしながら
郷里の荒野の中で
私はそれを追いかけている。
足元はぬかるみの中にあるけれど、
私はこれからも、私の道を行く。
- アート
曇り空に向かって
精いっぱい背伸びをしながら
郷里の荒野の中で
私はそれを追いかけている。
足元はぬかるみの中にあるけれど、
私はこれからも、私の道を行く。
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富士の残雪
朝夕の肌寒さ
遅い開花
冷たい風
それでもここは春
子どもの輝く瞳
日に日に増加する車両
老人だらけの畑仕事
モンシロチョウもまだ姿を見せない
ミミズも隠れている
それでもここは春
空気が優しくなってきた
春には、春の生き方がある。
土を耕し、肥料を施し、苗を植える。
春の服を取り出し、春の口紅をぬる。
春には、春の考え方がある。
身体を動かして、
体内のエネルギーを感じながら、明日を考える。
明るい場所で、
過ぎし日を想い出す
もう少しすると
山々の色も
木々の匂いも
夢の描き方も
みんな春色になる
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